再婚そしてハワイ移住。死別後の苦しみからの一歩

死別の苦しみから抜け出したい方や新たな人生を考えている方に、こんな人もいるんだ、と何か感じてもらえたら嬉しいなと思い、私の経験や日々感じたことをブログに残していこうと思います

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

手放すということ。思い出の家、仕事、遺族年金

こんにちは。ハワイ在住のMichiyoです。 前の夫が亡くなってしばらくは手放せなかったものを、時が経つにつれ、自分では深く意識しないうちに手放してきたことに気づきました。 前の夫と暮らした家、長く勤めた仕事、現実的な話で言うと遺族年金。 三回忌が…

夫が選んだ日本製の包丁に刻まれていた文字

こんにちは。ハワイ在住のMichiyoです。 夫はハワイ生まれ、ハワイ育ちの日系アメリカ人です。日系ではありますが、両親もハワイ生まれなので日本語は全く話せないし読むこともできません。でも夫は日本人の血が流れていることに誇りをもっていて、日本製の…

初婚の若い女性たちから学ぶ日々

こんにちは。ハワイ在住のMichiyoです。 ハワイに暮らすようになって、日本人の女性のお友達がたくさんできました。 その中には私と同じように、ローカルの男性と結婚してハワイに住み始めて日の浅いお友達もいて、そのほとんどが私より若い初婚の女性です。…

配偶者との死別後の恋愛。罪悪感や後ろめたさ

こんにちは。ハワイ在住のMichiyoです。 今日は配偶者との死別後の恋愛について少し書きたいと思います。 配偶者と死別するということは、自分の体が半分もぎ取られたくらい、もしかしたらもっと辛い経験だと思っています。 亡くなった配偶者はもう戻ってこ…

夫との遠距離恋愛。プロポーズは電話

こんにちは。ハワイ在住のMichiyoです。 死別した前の夫とも、ハワイで再婚した今の夫とも結婚前は遠距離恋愛でした。 どちらもプロポーズは電話。 「結婚する?」 「うん、そうだね」 ・・・というあっさりしたものでした。 今の夫からは、私が彼に会いに3…

ハワイの虹 No Rain, No Rainbow 辛いことのあとには、きっと良いことがある

こんにちは。ハワイ在住のMichiyoです。 夕方、自宅の庭の掃除をしていたらダブルレインボーが見えて、写真を撮ろうと慌てて家の中にスマホを取りに行きました。なんとか写真を撮った時にはダブルではなくなってしまっていて、暗くなる寸前だったのでうまく…

これから進む道は、周りの人と、過去に歩んできた道が教えてくれた

こんにちは。ハワイ在住のMichiyoです。 死別直後、自分がこれからどうやって生きて行っていいか分からない時でも、私は周りの人のアドバイスを求めることが苦手でした。それでも私のことを思って提案してくれた人が何人かいました。 実家に帰れば? 実家の…

死別後、再婚しても消えないトラウマ

こんにちは。ハワイ在住のMichiyoです。 再婚し、ハワイに移住してから一年以上経った今も、どうしても消えない気持ちがあります。 それは、今の夫が突然死んでしまうんじゃないか、というものです。 前の夫との死別の苦しみを乗り越えたつもりでも、その苦…

再婚相手と出会う縁とタイミング。運命の人は一人じゃない?

こんにちは。ハワイ在住のMichiyoです。 今の夫とは、出会った頃から一緒にいるととても落ち着き、これから一緒にいられたらいいな、と自然に思いました。 でも、当たり前ですが、前の夫と結婚する時、まさかほかの人と結婚する日が来るなんて思ってもいませ…

死別再婚。家族への報告。後ろめたさは亡くなった配偶者やその家族に対してだけではない

こんにちは。ハワイ在住のMichiyoです。 死別後の再婚を考えた時に、亡き配偶者やその家族に後ろめたさや罪悪感を感じる方は少なくありません。 私もその一人でした。でも私の場合、私の両親に対してもその気持ちがありました。 私は関西出身、亡くなった前…

死別再婚して思うこと。時間の大切さ

こんにちは。ハワイ在住のMichiyoです。 前の夫を亡くしてから今の夫と出会うまでの間、私は残された数十年の時間が長すぎると途方に暮れていました。 でも、今、再婚をして思うことは、残された人生は思っていたほど長くないということです。 前の夫は亡く…

夫との出会い。必要な時、必要な人との出会いがあることを知った

こんにちは。ハワイ在住のMichiyoです。 前の夫の三回忌が過ぎて二人で暮らした家を出た私でしたが、相変わらず将来のことを考えては不安な日々を過ごしていました。 www.michiyo-hawaii-saikon.com でも一つ大きく変わったことがありました。前の夫を亡くし…

迷ったら、幸せな人に相談してみる

こんにちは。ハワイ在住のMichiyoです。 前の夫を亡くし、三回忌が過ぎたころ、私は亡夫との思い出の詰まった家を貸し、東京にマンションを借りました。 亡き夫も私も、その家が大好きでした。でも、関西出身で、もともと結婚のために東京での仕事をやめて前…

この木なんの木

こんにちは。ハワイ在住のMichiyoです。 この木なんの木を見に行ってきました。 ハワイに住み始めて何度か行っていますが、いつ行ってもあの曲がしばらく頭から離れなくなります(笑) 子供の頃の日曜日の夕方(夜?)に流れてたイメージが強くて、明日学校…

ハワイ在住の女性から言われた言葉 ”So what?"

こんにちは。ハワイ在住のMichiyoです。 前の夫と暮らした家から引っ越して一年も経たないうちに、海外に行く計画を立てたい気持ちが大きくなりました。 行くなら英語圏。行ったことがないところがいいな、と、以前から次に行く海外はオーストラリアかハワイ…

亡くなった夫との思い出の家を出た日

こんにちは。ハワイ在住のMichiyoです。 前の夫を亡くして三回忌を迎える頃、先の人生を考えては不安な気持ちに襲われていました。 その時に積極的に交流していた死別経験者の方たちと語り合うのは心が休まりましたが、その一方で、それ以外の人たちとの関係…

私、このままでいいの?・・・いつも不安だったあの頃

こんにちは。ハワイ在住のMichiyoです。 前の夫を亡くした後、三回忌を迎えようとする時点でも、私は亡夫と暮らした一軒家に一人で暮らしていました。亡夫がとても気に入っていたその家は、私にとっても居心地がよく、とても大切な場所でした。 それでも、寝…

なんで二年なのに三回忌なの?何も知らなかった私

こんにちは。ハワイ在住のMichiyoです。 納骨を済ませると急にやることがなくなり、それが逆に私を不安にさせました。どこかに出かけていても、急に涙が出てきてしまい、涙がとまらなくて困ったことも何度もありました。 一周忌の頃には、夫を亡くした寂しさ…

急に広くなった和室。でもそばにいてくれる・・・百箇日に納骨。

こんにちは。ハワイ在住のMichiyoです。 亡くなった夫と私が暮らした家のある街を見下ろす場所に建てたお墓は百か日には間に合ったので、予定通り百か日に納骨することになりました。 www.michiyo-hawaii-saikon.com www.michiyo-hawaii-saikon.com www.mich…

若くして配偶者と死別した女性が言われた言葉。死別は気持ち悪い

こんにちは。ハワイ在住のMichiyoです。 前の夫を亡くしてから、若くして配偶者を亡くした女性に会う機会が多くありました。 なかには20代や30代の方もいらっしゃって、お子さんもいる方も少なくありませんでした。 たくさんの方とお話しする中で、特に…

遺産相続。思い出の詰まった家は譲りたくない

こんにちは。ハワイ在住のMichiyoです。 前の夫との間に子供がいなかったので、前の夫が亡くなった際には夫の両親にも相続の権利がありました。(子供がいれば配偶者と子供に相続されます) 私への相続は3分の2。ご両親それぞれに6分の1ずつ(合計3分の1)と…

ハワイ生まれの夫から見た日本と日本人。道を歩く時は車はよく見ましょう

こんにちは。ハワイ在住のMichiyoです。 前の夫との死別後の話が続いたので、今日は日本からハワイに観光で来られる皆様に、私が夫によく怒られることを紹介します。 夫は日系人ですが、四世ぐらい(夫もよく知らないそうです)で、私と出会うまでは一度も日…

ハワイに行ってみたいなあ。と思い始めたころ

こんにちは。ハワイ在住のMichiyoです。 私は二十代前半のころから海外旅行が好きでした。映画が好きで、字幕なしで英語が聞き取れるようになりたくて、アメリカ本土にホームステイしたこともありました。その後も特に英語圏にはよく旅行しました。 死別後も…

戸籍の話(結婚前。死別後。再婚後。国際結婚。)

こんにちは。ハワイ在住のMichiyoです。 今日は意外と知らない戸籍について。(知ってるよ!と思った方、すみません。私は知らなかったもので(笑) 今、私の戸籍は筆頭者である私一人の戸籍です。 それは夫は日本国籍を持っていないから。 ということで、私の…

「いい人を見つけて幸せになることが亡き配偶者への最大の供養」は本当か

こんにちは。ハワイ在住のMichiyoです。 特に若くして死別した方は、この先の人生、一人では寂しすぎると感じる方は少なくないと思います。 「死別」「再婚」というキーワードでネット検索すると、それがよく分かります。新しいパートナーがほしいと思ったと…

未亡人と呼ばれたくない・・・独身か既婚か

こんにちは。ハワイ在住のMichiyoです。 前の夫を亡くしてから、ハワイで再婚するまで、いろいろな葛藤がありました。死別するまで全く意識しなかったことで傷つくようにもなっていました。 たとえば、色々な手続きの際の書類にある、婚姻状況の選択肢。 「…