一歩踏み出す

死別後の出会いや恋愛

こんにちは。ハワイ在住のMichiyoです。

以前にも書いたことがあるのですが、たまにお問い合わせ欄から感想などをいただくことがあります。

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先日もお問い合わせ欄からコメントをいただきました。

このブログを読んでくださっている方の中には同じような境遇の方もいらっしゃると思うので、この場でお返事を書かせていただこうと思います。

コメントは、ご主人と死別後、3年が経ったという女性からでした。

亡くなったご主人との間にはお子さんはおらず、一人暮らしをされているそうです。

以前の私と似た境遇です。

その方はまだ30代だそうで、一部省略させていただいていますが、こんな内容でした。

主人を亡くし、2年ほどは何もできない日々を過ごしていました。でもそんな時、ある男性と知り合い、好きになってしまいました。夫を亡くしてから、まさか自分がほかの人を好きになるなんて思ってもいませんでした。このまま独りぼっちは寂しいとは思っていましたが、また誰かを好きになるなんて到底思えませんでした。その男性は私とのことを真剣に考えてくれていると思います。彼と一緒にいるととても安心できます。

最近になって自分の中に「子供が欲しい」という気持ちがあることに気づいてしまいました。それ以来、自分のことがとても嫌です。そんなことを考えている自分がとても冷たい人間に思えてしまいます。一生添い遂げると誓った夫以外の男性を好きになり、その上子供まで望んでいるなんて、亡くなった夫の家族が知ったらとても悲しむと思うし、恨まれるかもしれないと思います。そんなことを考えていたら堂々巡りで、彼を遠ざけるような発言をして彼を傷つけてしまい、後悔しています。

このコメントをいただいた後、私は前の夫を亡くす前、不妊治療をしていた頃の自分や、前の夫を亡くしてから今の夫と知り合う前、そして知り合ってからのことを色々と思い出しました。

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結果的には私は前の夫の子供を産むことはありませんでしたが、子供が欲しいという気持ちに真剣に向き合ったことを本当に良かったと思っています。

もしかしたら、私が不妊治療をしたのは、子供が欲しいという気持ちだけではなくて、この先の人生で「後悔しない」ために必要なことだったのかもしれないと思います。

誰かに笑われるかもしれない。

誰かに恨まれるかもしれない。

誰かにバカにされるかもしれない。

その「誰か」はあなたの幸せを望んでくれている人ですか?

その人にとっての「幸せ」は、あなたの望む幸せですか?

もしかしたら、自分の望みを心の奥にしまって、やり過ごしてしまえるほうがカッコいいのかもしれません。

でも、人生は一度きりです。

一般的な人よりもずっと若くしてご主人を亡くされ、悲しみ、苦しみ、絶望からようやく小さな光が見えた時、その光に手を伸ばしていいのか躊躇してしまう気持ち、よく分かります。

でも、人の価値観の中で生きるには残りの人生長すぎます。

若くしてもう十分苦しんだあなたの、心が望むことに向き合ってあげてくださいね。

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