ハワイ生まれの夫が初めての雪に大興奮。越後湯沢と上越国際スキー場

一時帰国

こんにちは。ハワイ在住のMichiyoです。

夫との一時帰国の前半、東京に滞在している間、手続きの合間にも時間がとれたので、浅草や河童橋、アメ横、池袋、原宿、川越、吉祥寺、下北沢、など色々なところに行きました。

ハワイ移住以来、はじめての一時帰国。結婚して初めての二人での旅行でもある今回の日本で、亡くなった前の夫のお墓参りにもついてきてくれた夫。

そんな夫にどうしても見せてあげたいものがありました。

夫はハワイ生まれハワイ育ち。近くで雪を見たことがなく、雪を触ったことがなかったのです。

旅の手配をする際は、手続き優先の一時帰国だと思っていたので、雪の見られるところに宿泊先を選ぶことができませんでした。

(夫は温泉に入ったこともなく、人前で裸になるなんて絶対いや!と言い張るので、温泉地などを選ぶことができなかったのも理由の一つではあります)

なので、日本に着いてから、東京から日帰りで確実に雪を見られるところをネットで検索して探し、今回は越後湯沢に行ってみることにしました。

東京から新幹線で越後湯沢の駅に着くまでは、遠くの山に雪が積もっているのは見えましたが、「意外と雪が少ない。。、」と思いました。でも駅に着くと、道路の近くにも雪が積もっていて、夫はそれだけで大興奮。写真やビデオを撮りまくっていました。

その後スキー場に着くと、英語で初心者にスキーやスノボを教えてくれるレッスンの看板を写真に撮って、ハワイの友達に「今度やろう」とメールしたり、カウンターの人に「どのくらいで滑れるようになるの?」と質問したりしていました。

ロープウェイに乗り、スキー場でランチを食べた後も、生まれて初めての雪や生まれて初めてのスキー場をたくさんビデオに撮ってはハワイの友人に送っていました。

その後、越後湯沢の駅で日本酒の試飲をしたりして過ごしていると、夫が、近くにあるほかのスキー場も見たいと言い出したので、電車に乗って上越国際スキー場に向かいました。

電車からの雪景色を「Beautiful….」とつぶやきながら目に焼き付けるように見ていたかと思うと、雪についた動物の足跡を見つけ、なんの動物だろう、とマジマジと見たりして、独特の楽しみ方をしているようでした。

上越国際スキー場に着くと、夫が真っ先に探したのは英語での初心者向けスキーレッスンの案内でしたが、それは見つけることができませんでした。

私がそばにいたインフォメーションの女性に「英語で初心者にスキーやスノボを教えてくれるレッスンはありますか」と聞いてみましたが、すぐには分からない様子でした。

今回の旅でレッスンを受けるわけではないのにあまり時間を取らせるのもと思い、「今日必要なわけではないので大丈夫です」と私から言って私達はその場を後にしました。

その後、夫が今度はリフトに乗りたいと言い出したのですが、「スキーとかスノボの格好してないから無理だと思うよ」(無理じゃないかもしれないけど寒いし。。。と思っていました)と言って阻止したりしていると、さっきのインフォメーションの女性が私たちのところに来て、「少し時間いただけたら、英語でレッスンできるか電話して聞いてみます」と言ってくれました。

「今回レッスンを受けるわけじゃないですけど」ともう一度言いましたが、女性は「少しだけお待ちくださいね」と言ってその場を後にし、しばらくして戻ってきて「常駐で英語でレッスンできるインストラクターはいませんが、事前に連絡いただければ対応できますので」と、手書きで連絡先の電話番号を書いたメモを持ってきてくれました。

夫はその女性の対応に喜んで、ハワイからのお土産を彼女に持ってくれば良かったと言っていました(笑)。ハワイに戻るときも、そのメモを大切にスーツケースに入れて持って帰りました。

日本人の印象をとても良くしてくれたインフォメーションの女性に感謝です。

その時の雪景色はハワイに戻った今も、「生まれてから見た一番綺麗な景色だった」と言っています。

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