人は後悔してしまうけれど。

死別後の出会いや恋愛

こんにちは。ハワイ在住のMichiyoです。

以前に書いた「後悔するということ」について、メッセージをいただきました。奥様を亡くされた後、今は同じく死別を経験された女性とおつきあいされている方からです。以前、問い合わせ欄からメッセージをいただいたことがある方で、今回は直接メールをいただきました。

許可をいただいたので、2020年最後のブログは、その方からいただいたメッセージの内容をご紹介したいと思います。

私は妻を亡くしてから暫くの間、後悔の気持ちが消えませんでした。周りのみんなは「良く頑張った」と、妻の闘病を支えた私を慰めてくれましたが、自分自身は「もっとやれた」という後悔があって、そんな励ましの言葉を素直に受け入れられなくて反発したりしていました。

今は、亡き妻に対する後悔の念は随分と薄れました。
「後悔しても、もう戻れない。妻はこの世にいないのだし、妻との人生はやり直せないのだ」という心境になっています。
そこに辿り着くまでは時間を要しましたが、妻と過ごした日々や私と一緒に人生を歩んでくれたことに感謝し、たくさんの思い出を胸に秘めて生きていこうと思えるようになっています。

私の彼女は先日ご主人の祥月命日の日に、涙を流してご主人に対する想いを私に訴えました。私はこれまでも彼女が抱える悲しい気持ちや辛さ、寂しさ、後悔、懺悔の言葉を受け止めてきました。

私達は死別経験者同士の恋愛なので、最初からお互いに亡くなった伴侶に対する想いを語り合っていたし、その気持ちを理解するのが当たり前のような感覚なので、時折彼女にわき起こる感情は致し方ないことだと理解しています。

彼女は「いつまでも夫のことを引きずって泣いてしまう。こんな私のこと嫌じゃないの?」と聞いてきます。ご主人の治療や闘病生活に対して後悔の気持ちが強くて、これまで何度も私の前で泣き崩れていますが、私は「いくら泣いてもいいよ。」と応えています。

「きっと私は、これからもずっと夫に対する後悔の気持ちが消えないと思う。こんな私で本当にいいの?」と言うので、私はMichiyoさんのブログを引用し、「後悔してしまうのはご主人を愛していたからだし、後悔するのは仕方のないこと。ご主人は貴女に対して感謝の気持ちを抱いたまま逝ったと思う」と話しました。
私の胸に、Michiyoさんの「後悔しないなんて不可能なのかもしれない」という言葉が響きました。日々をどんなに大切に生きていても、結局後悔する気持ちは沸き起こってしまうものなのだろうと。

以上がほぼ全文です。

私にとって、男性側の気持ちをこうやって私のブログでご紹介できるのはとても貴重なことです。この方からはいつも本当に素敵な内容のメールをいただくので、私一人で読むのはもったいなくて、死別を経験した方に共感していただける内容も多いと思い、ご紹介させていただきました。

死別してつらい思いをしている方にとって、そこから抜け出そうとしている方やすでに新しい一歩を踏み出している方の経験談というのは貴重だと思っています。

後悔は消えなくても、悲しい経験をした人同士が背中を押しあえることがあるのだとこのブログを読んでくださった方たちから私自身も学んでいます。

2020年が終わろうとしています。このブログを読んでくださっている方の中には、今年、大切な方と死別してしまったという方もいらっしゃると思います。

私は、「時間が解決してくれる」という言葉を簡単に使うのは好きではありません。その言葉は、ある程度の時間が経って初めてようやく受け入れられる言葉だと思うのです。

それでも、その方たちが、悲しい別れを経験して、葛藤しながらも今は幸せに暮らしている人がいるという事実を知ることで、ほんの少しだけでも救いを見出すことができたら、私はそれで十分だと思っています。

2020年最後の記事になりますが、最後まで読んでくださってありがとうございました。皆様、どうかよいお年をお迎えくださいね。

www.michiyo-hawaii-saikon.com

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