死別後「結婚しなければ良かった」と思ってしまった時のこと

前の夫との死別後

こんにちは。ハワイ在住のMichiyoです。

亡くなった前の夫との結婚前、私は東京で働いていました。結婚を機に仕事をやめて地方に引っ越し、家の近くで就職しました。

東京で働いていた頃の仕事はとても楽しく、やりがいがありました。

夫を亡くした後、東京に戻って転職するという選択肢もありましたが、その時の私にはそんな気力がありませんでした。

以前も書きましたが、自分のおかれた状況から、夫を恨むような持ちになってしまったこともありました。

やりたい仕事を一から探す気力はない。夫と暮らした家を離れるなんて考えられない。

当時、自分から手放す勇気がなかったものでさえ、そのすべてを足かせのように感じていました。

そして、ふと考えていました。

「結婚しなければ、こんなことにはならなかった」

そんなことを考えてしまっている自分が嫌で、「このまま人生を終わらせたくない」という気持ちが芽生えたのも事実でした。

それからしばらくして、私は夫と暮らした家を離れました。

家を出たからと言って何かが劇的に変わることはありませんでした。

でも、少しずつ少しずつ、動き始めたことは確かでした。動き始めたのではなく、動かし始めることができた時期だったのかもしれません。

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