もっといい人なんていない

メッセージ

こんにちは。ハワイ在住のMichiyoです。

 

 

たとえば失恋した時とか、好きな人とうまくいかなくて悩んでいる時に、「もっといい人がいるよ」と励まされたことが何度もあります。

 

 

 

私もそうやって友達を励ましたことが何度もありました。

 

 

 

でも、最近それが本当なのかよく分からなくなってきました。

 

 

 

悩んでいる本人が今好きな人より「もっとかっこいい人」「もっとかわいい人」「もっと背が高い人」「もっと小さい人」「もっとスタイルがいい人」「もっとお金を持っている人」「もっと服装のセンスがいい人」「もっと学歴が高い人」「もっと若い人」「もっと年上で大人な人」「もっと優しい人」「もっと決断力がある人」「もっと家庭的な人」など、あげたらキリがありませんが、ある個人に比べてある点で「もっといい」ように見える人はいくらでもいると思うのですが、その「いい」って、誰の視点なの?と思うのです。

 

 

悩んでいる本人にとっては、今好きな人がやっぱり一番で、その人が笑った時にできるシワだったり、何気ない仕草だったり、ほかの人は気づかないくらいの癖だったり、そんな小さなことがその人には一番譲れない「好き」のポイントだったりする気がして、私は簡単には「もっといい人がいるよ」なんて言えないと、最近思ってしまうのです。

 

 

 

 

 

 

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