前の夫の死について聞かれても涙を流さなくなった

ハワイでの再婚後

こんにちは。ハワイ在住のMichiyoです。

ハワイに来て出会った人たちから、今の夫との出会いについて聞かれることがよくあります。

40代半ばでの結婚でハワイに移住したという私の状況は、見る人から見ればとても関心のあることなのかもしれません。

私はその質問をされるたびに前の夫を亡くしたことや、今の夫とは再婚だということを正直に話します。

以前に書いたことがあるのですが、前の夫を亡くしてから長い間、私は夫を亡くしたことを周りの人に隠していました。

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前の夫を亡くしたという出来事がなければ、私は再婚をすることもなかったし、ハワイに来ることもなかったと思います。

だからこそ、ハワイで出会い、これからもお世話になるであろう人には早い段階で話すことにしています。

前の夫が亡くなったことを隠していた私が、自分から話せるようになったのはなぜなのかを考えてみました。

多分、いつのまにか前の夫の死を私自身が受け入れ、隠すことではないと思えるようになったということなのかもしれません。

つい最近、ハワイに来てから知り合った年下の女性から、前の夫がいつ、なぜ亡くなったのかを聞かれました。

私は亡夫が突然亡くなったことや、夫が亡くなった時の年齢を彼女に話しました。

その女性は30代で、亡夫が亡くなった当時の年齢と同じ歳でした。

彼女は年齢よりも若く見えるので、彼女の歳の頃に前の夫は亡くなったのかと思うと、「本当に若くして亡くなってしまったんだ」ということを思い知らされるような気持ちになりました。

ただ、それと同時に、私が前の夫のことを涙を流すこともなく話すようになっていることに気づきました。

このブログを始めた時に書いたのですが、死別から間もない頃の私は、死別後数年経っている人が揃って口にする「時間グスリ」という言葉を聞くのも嫌でした。

だから私は時間グスリという言葉を使いたくありませんでした。

でも今はそれを認めざるを得ないのかもしれません。

時間の流れとともに出会った人たちや起こった出来事によって、やっぱり私は癒されていったのだと思います。

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