こんにちは。ハワイ在住のMichiyoです。
ハワイに住むようになって、身近にPTSDで苦しんでいる人が意外とたくさんいることを知りました。
その中で印象的だったのが、三十代前半の若い男性です。
その男性は、若くして戦争の第一線で戦い、友人をたくさん戦争で亡くしていました。
自分は生きて帰ってきて、亡くなった友人の両親に会い、辛い思いをしたこともあったといいます。
以前も書きましたが、前の夫を亡くした後、亡夫と同年代や亡夫よりも年上の男性を見るのも辛い時期がありました。
その人たちから何か嫌なことを言われたわけでもないのに、その人たちが元気に生きているという理由だけで「なんでこの人は生きているんだろう。夫は死んでしまったのに」と考えてしまったこともありました。
その経験から、その男性の友人のご両親がどんな思いだったか、なんとなくわかる気がします。
その男性は今もPTSDに苦しんでいます。
人が死ぬということは、その人の周りにいるたくさんの人の心に暗い影を落とすことなのだと改めて思いました。
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