こんにちは。ハワイ在住のMichiyoです。
昨日の夜、亡くなった前の夫が夢に出てきました。
亡くなった直後は、夢に出てきてほしくても出てきてくれませんでしたが、ある時期から時々出てくるようになりました。
以前知り合いから、嘆き悲しんでいるうちは、亡くなった人は夢に出てきてくれないと聞いたことがあり、初めて夢に出てきたときに、その人が言っていたことが分かる気がしたのを覚えています。
前の夫はくも膜下出血で突然亡くなり、遺体とも数日過ごし、火葬も目の前にし、遺骨もしばらくは家にありました。でも夢の中での亡夫はいつも、「実は生きていた」とか、「生き返った」という設定で出てきます。
昨日の夢でも、「行方不明で死んだと思われていたけれど、実は生きていた」という設定でした。
なぜか亡夫は私が再婚していることも知っていました。
そしてそんな亡夫に私は、
「○○くんも早く彼女見つけて幸せにならなきゃ」
なんて言っているのです。
「今さら彼女なんて作れないよ」
亡夫は言います。亡夫が生きていたとしたら、まだ40代前半で、彼女が作れないなんていう年齢ではありません。
夫は、私とこれからも一緒に暮らすような話しぶりでした。
夢の中で、その時の私が考えていたこと。
それは今の夫のことでした。
「でも、私、再婚しちゃったから」
私は切ない気持ちで亡夫に言います。
その後、亡夫が「住んでいた家を見たい」と言い出し、二人で暮らした家に向かいます。
そして今その家に住んでいる人に、家の中を見せてほしいと頼みます。
亡夫は懐かしそうに家の中を見ていますが、私は懐かしさよりも、終始落ち着かない気持ちでいました。
そして目が覚めました。
隣で今の夫の寝息が聞こえて、夢だったんだと思いました。
そして、「ああ、良かった」と思ったのです。
今の夫を待たせたりしていなかった。今の夫に切ない思いをさせていなかった。
夢で良かった。
そう思った自分に気づいてしまいました。