自分を大きく見せたりしない。パートナー選びと職探し

ハワイでの再婚後

こんにちは。ハワイ在住のMichiyoです。

グリーンカードを取得し、職探しをしていて受けた面接の後、ふと考えたことがありました。

私にとって、パートナーと出会うときと、働く場所が決まるときって似た感覚かもしれないということです。

この働く場所というのは、短期の仕事とかということではなくて、自分が長く勤めたいと思っている(多くの時間を過ごす)仕事という意味です。

私が今の夫と出会ったのは、ハワイに住んでいる女性の紹介でした。

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夫と初めて会う前、彼女が私に会わせたい人がいると言ったとき、彼女は夫について「自分を大きく見せたりしない人」という表現を使いました。

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今考えるとその表現は本当に夫にぴったりで、それが私にとってとても大切なことだということが最近になって分かりました。

以前の私は、世間から見てカッコよく見えるような仕事をしているだけで、その人の価値が上がるような錯覚をしていた時期もあった気がします。

でも結局、そういう相手と一緒にいても、ありのままの自分を見せられなかったりして、悩んで疲れて・・・という結果になることもありました。

はじめのうちはそういう人と一緒にいることで、向上心が持ててプラスの面もあるのですが、結局どこかで無理している自分に気づき、私の場合、そういうタイプの人と話していても安らぎを得ることはできませんでした。

ハワイに来てから仕事をしようと数社の面接を受けたのですが、当然ながら会社によって面接の雰囲気も全然違います。

もちろん職種や業種によっても違いますが、日本と同じような雰囲気のところもあれば、よりカジュアルな面接もありました。

私が日本で最後に働いていた会社は、タイミングが良かったのもあって運よく入社できた大手と言われる会社でした。

その会社で長く勤めていたため、私の履歴書だけ見ると、なんだかバリバリのキャリアウーマンのように見えてしまいます。

でも実際の私は、あがり症でビビりです(笑)。

上から目線のような面接をされただけで、私にはこの会社は無理かも・・・とか考えてしまいます(笑)。

結局、私は、面接のときにその会社のいいところや華やかな部分だけでなく、まだまだここができていないから改善していかないといけない、という内容を正直に話してくれた会社にとても惹かれました。

そういうことを隠さず話してもらえたことで、私も背伸びしすぎずに自分の足りないところを面接のときに話せました。

今までのことを思い起こしてみても、若い頃から何度か面接は経験しましたが、面接で自分らしく話せた職場では、入社してからもやりがいをもって長く働き続けるケースが多かったです。

面接を受けるときのコツも色々とあるとは思うのですが、面接の練習を重ねてその場だけやり過ごして通過しても、本来の自分を見せられていなくて実際に働き始めた後に大きなギャップに気づいたらお互い不幸です。

最初の段階で、完璧な自分を演出しなくてもいいんだ・・・という安心感を感じられるのって、お互いにとってすごく大切なんじゃないのかなと思います。

これって結局、採用する側次第の部分も多いので求職者にはどうにもできないことではありますし、もちろんある程度の努力は必要だと思います。自分のことを過小評価したようなことは言う必要はないし、実力以下に見られてしまっては損だからです。

でも無理して背伸びして相手に合わせるだけでは、たとえ面接を通過しても幸せに働けないことも多いと思うのです。

パートナーでも仕事でも、自分に合った、長く一緒に時間を過ごせる相手を選ぶには、表面だけではない心地よさがとても大切なのかなと最近思います。

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